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復刻!101系ツートン塗装
〜平日&イベント編〜


2004年、西武秩父線の開通35周年という節目の年に、 当年度中に廃車が予定されている101系4連×2本(193F・197F)が、 デビュー当時のツートンカラーに塗装を変えて走り始めました。
04年度中に池袋線を走る101系は廃車予定の為、 最後の最後にツートン塗装の復活を望むファンは 決して少なくはなかったことでしょう。


※     ※     ※



ツートン塗装は2000年7月の279Fが武蔵丘車両検修場に入場したのを最後に、 4年もの間 西武線から姿を消していました。 さらに、101系低窓車に限定すると、 99年の6月に201Fが入場したのを最後に消滅しています。 101系のツートン塗装は実に5年ぶりに復活した事になります。

本線の101系最終章、最後の最後に私たちファンを楽しませてくれました。

それでは、以下に私が記録したツートンの写真を掲載いたします。






04年9月23日



 小手指車両基地にて。
ツートン塗装にされ、間もない頃。
20000系と101系ツートンの並びは、初!



10月3日のイベントまでは、運用に入ることは無く、
ずっと写真の位置に留置されていました。




10月3日



イベント当日。10月3日。
このポイントには私を含めて、15人程度いましたでしょうか。


この日は、以下のダイヤで池袋・横瀬間を1往復、
臨時のイベント電車として走行しました。

101系 臨時電車
下りダイヤ
池袋発
08:20
石神井発
08:40
所沢発
08:53
入間市発
09:05
飯能発
09:16
横瀬着
10:01
__
101系 臨時電車
上りダイヤ
横瀬発
14:53
飯能着
15:38
入間市着
15:49
所沢着
16:02
石神井着
16:21
池袋着
16:35





横瀬では、ヘッドマークを付けたまま、
急行 西武秩父 の幕で撮影会。
多くの人が雨のパラつく中、撮影に励んでいました。





傘が邪魔だ!
みんな撮る時は傘もってないんだから!

なんて怒号も、すずめの涙ほどですが飛び交ってしまいました。

終日降り続けた雨は、そんな発言を耳にした101系の涙雨?



2つのAK-3。
この音を聞ける編成も、もう残り少なくなりました。



翌4日からは、本線での営業運用にも充当されました。

後々、西武鉄道の公式ページで運用が紹介され、
撮影をする際には、非常に好都合でありました。

101系ツートン
平日ダイヤ(10/29迄)
3204レ
小手指発
08:07
池袋着
08:47
4223レ
池袋発
08:53
西武秩父着
10:41
5092レ
西武秩父発
13:48
飯能着
14:43



残念ながら平日運用の「準急 西武秩父」の写真は一枚も撮影出来ず終いでした。(_ _ )....

この運用は10月29日で予定通り終了となり、
11月に入ってからの平日は他の3ドアと共通で
固定された運用で走行しませんでした

固定された運用ではないという事は、 色々な行先や種別が見れるので、
ファンとしては嬉しいことなのですが、
如何せん、毎日毎日、日ごとに入る運用が違う為
写真に収めるのが容易ではなく、四苦八苦したものでした。



〜 平日編 〜


11月5日




昼間は保谷で昼寝をし、
夕方より出庫の各停運用に充当。


11月9日




この日は、学校をサボって写真を撮りに行ってしまいました。。(^^;
誘惑に負けた自分を腹立たしく思うも、
やはり101系はかっこいい。

快急飯能行き101系との初対面。




そして、その続きの運用。
池袋に入線する所を、超望遠でキャッチ!
斜め気味ですが、光線の具合が良い雰囲気です。



11月22日



この日は10連で運用に!
10連での運用は何回か目撃したものの、
マトモな撮影はこの日がはじめて
光線状態も味方して、顔こそ潰れ気味ではありますが
ツートン車両という事が一目瞭然。
文句無しの仕上がりです。




そして続きの運用で、快急池袋行きに充当。

定番の順光スポットなのですが
11月も下旬になり、午後の時間帯になりますと
さすがに影が干渉してきてしまいますね。

チョコッと斜めになってしまったのが残念!

また、ここではお二方の撮影者さんとお話することが出来ました。
なんと、お一方は某鉄道会社で運転士をされてるとのことで
短い時間ではありましたが、お話をすることが出来て
楽しい時間を過ごす事が出来ました。




12月3日

おなじみの秩父夜祭が今年も開催され、
ツートンが西武秩父⇔飯能の運用に充当されました。




飯能にて。
大勢のファンがツートンを出迎えていました。





横瀬にて。
下り列車と交換の為、数分停車しました。

。。。すると!
ツートンの後方より花火が打ち上がりました。
車内の乗客も乗務員さんも、しばし空を見上げて、
季節外れながらも美しい、冬の花火に見とれている様子でした。




ホームの長さかからして、このような構図でしか撮れずに…



12月10日



この日は小手指始発の準急運用に充当。

始発駅であるこの小手指駅では、多数のファンが撮影をしていました。
また、この日、小手指車両基地には289F改造の譲渡車両が留置されており、
そちらの撮影と掛け持ちされた方もいたようです。





折り返しで、準急所沢行きに。
撮影している際には

「なんかグレーが入ってて面白いね」

なんて会話も聞こえてきました。

30年以上を経過した今、再び主役はキミになりました。




所沢に到着したツートン。
自分よりも若年層のファンが数人撮影をしており、
101系とは年輪の数が違いますが、
自分もちょっと前はこんな感じだったのかなぁ なんて。




青の気配にかき消されかける101系。

同時に、回送表示でモーター音を轟かせながら、
所沢駅を後にしていきました。

明日もまた会おう、と心に思えるのも残り数日となりました。




12月16日



この日は普通運用。保谷→池袋→豊島園→池袋→保谷の運用に。

一駅ずつにお別れを告げるように、文字通り「各駅停車」で終着駅へ。

それでも名残惜しいかのように、同じ区間を行ったり来たり。




地平の石神井公園にツートンの組み合わせは、
近い将来、貴重な光景に?




椎名町にて。

池袋の一つ手前なのですが、非常にノンビリとした雰囲気。

小さな踏切に挟まれた駅、穏やかな日常にツートンが今日も行く。





同じく椎名町にて。

撮影後は同車に乗車。
ゴトゴトゴトと、突き上げるようなサウンドを聞きつつ、
終点の保谷まで乗車します。

平日の昼間にも関わらず多くのファンが記録をされていました。



翌日も、同区間の運用に入り、
ツートンは平日の運用を終了しました。
さよなら運転も3日後に迫ったその最後の姿。
こんなにもキレイな車体が、もう使われないのかと思うと、
残念で仕方がありませんでした。




さよなら運転の様子は、別コンテンツ、

<旅立ちの刻 -101系さよなら運転->
をご覧ください。



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