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9101F 東急車輛出場


7月に西武線を発った9101Fが3ヵ月後の10月27日にV化され戻ってきました。
所沢と小手指で、その様子を見てまいりましたのでその模様を簡潔にレポートいたします。








所沢に進入するE31形と9101F。
所沢には17:50頃の到着で、予想外に遅い時間帯でした。
当日は16:05新秋津着というダイヤでしたので、もう少し早めに来ると予想していたのですが。。





所沢では営業列車は入ることの無い6番線へ進入。
甲種輸送列車ではお馴染みの番線ですね。

しかし、慣れない新カメラで流し撮り…どうにもこうにもウマクいかず。
上記2枚、ISO1600 F5.0 1/20での撮影です。





そして停車。
停車目標は5番線側のものに合わせているようにも見えます。





そして、すぐにパンタは下げられました。
やはり夕方のラッシュの忙しい時間帯、ましてや野球開催時対応の臨時スジに
甲種輸送用の臨時スジ確保は流石に難しいのでしょうか。
ラッシュ時ですと、小手指の入出庫が頻繁に行われるのも一因のように思われます。





5番線の停車目標に合わせて停車しているので
当然、様々な営業列車との並びが見れました。
黄色の電車と赤い電機の並びっていいですよね。





こちらはE31形のアップ。
飯能方よりE34-E33の牽引でした。





こうして、間近でじっくりと眺めることが出来るのも嬉しいサービスです。
改めて見てみると、その偉容さに迫力のある印象を受けました。





広角側でパチリ。
よく見てみると乗務員扉の横が梯子(?)になっていてへこんでいるんですね。







クハ9101とE34形の連結部です。
前面のステッカ貼り付けと助士席側窓下の車番の印刷は既に施されていました。





7月の入場のための回送と同様、スカートは取り外されたままでした。
6000系や20000系はスカート装着のまま回送されますが
9000系に限って取り外すのには何か理由があるのでしょうか。
9101Fの特徴の特殊なスカートが影響してしまうのだとしたら
次回の回送の際に注目ですね。



それでは各車両を見てまいりましょう。



モハ9201
側面幕はご覧の通り、幕のままでした。
床下はキレイになった部分(→V化時に変更する機器?)と、
汚れたままの部分(→共有できる機器?)の色のメリハリが印象的でした。
これはどの車両も同じ仕様です。





モハ9301
基本的に変更は無いように見えましたが、オレンジ色のワイヤが追加されています。
見慣れぬ物ですが、これは一体。。。?





モハ9501
モハ9201と同様にシングルアームパンタグラフに換装されています。
V化第一編成の9106Fのひし形パンタが珍しい存在になりそうですね。
また、この車両に限らず車輪がキレイになっている車両が所々にありました。





同じくモハ9501。
基本的に先に紹介したモハ9201と差異は無いように見受けられます。
車内も特に変更点は見られません。





モハ9601
先ほどと同様、こちらもオレンジのワイヤが。
謎です。。





モハ9601の検査表記。
消えるかと思われましたが残っていました。
最新のV化編成に、この表記。どこか安心したのは私だけではないはず。^^;





サハ9701
抵抗制御からVVVF制御への変更ですのでサハには関係無いかと考えていましたが
サハにも機器が新しくなった箇所・もしくは追加された機器がありました。





モハ9801
こちらも先に紹介したモハ9201と同じですね。





モハ9801
パンタグラフが紐で固定されていました。








所変わりまして小手指駅。
所沢で撮影をするファンの方の「あと3時間くらいかぁ」という声を小耳に挟みまして
その3時間後の小手指の様子です。
深夜の回送と思い込んでいただけに意外でした。





ゆっくりと迫るE31形。
独特なブレーキ緩解音が耳に残ります。





停車位置まで残り1メートルも無い程。
駅の灯りもE31形の前面に回らなくなりました。





そして停車。
E31形のパンタグラフは1基ずつ上がっています。






5分ほど停車した後、E31形と9101Fは小手指車両基地へ回送されていきました。
堂々と本線を横断するその姿は他の電車には無い迫力があり、
とても見応えのあるものでした。




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05/10/30
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