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159F 廃車回送


2004年3月5日、101系159Fが廃車のため横瀬へ回送されました。当時の150番台の編成は159Fのみであり、 その次に若い番号の編成が175Fだった為、個人的に157Fに次いで一際古めいた印象のある編成でした。

159Fは、2001年9月29・30日と10月7・8日に開催された西武園と横瀬でのイベントで 赤電塗装を経験している編成です。 また、2003年度の横瀬イベント時にも175Fと8両編成を組んで西武新宿からの直通電車に充当されました。

何かと主役の存在であることが多いように思える159F。最後の主役の舞台が廃車回送であったというのは、なかなか皮肉なものです。








複雑な転轍機を渡り渡り、飯能に到着する159F。
5番線、特急ホームへの入線でした。





目の前をゆっくりと通り過ぎる159F。
微かに読み取れたクハ1159の文字も、見納めです。





4番線に停車していた6000系の車内より撮影。

クハ1159の役目は飯能までと、横瀬の入れ替え時。
いよいよ、クハ1160を先頭に運転する最後の時が近づきます。





ズームを伸ばして、列番をキャッチ。
9803列車でした。
見慣れぬ数字に、違和感を覚えます。




その後、159Fより先発の4000系で横瀬まで移動しました。





横瀬では、E31形が4両勢揃いしていました。





イベント時に顔を覗かせる主役の彼らも、
今日の159Fの為に少しの間、ピット外へ。

フと見ると、3番線の扉が開いているのが見えました。
これから数十分後、あの扉をくぐるのは159Fなのか。。
と思うと、どうにもこうにも複雑な気分でありました。





なかなか普段では、お目にかかれぬ光景です。

ちなみに。。この時はまだ、この場所に一人だったのですが
159F到着前の特急電車から、たくさんの撮影者さんが下車。
一気に人が溢れて、びっくりしたのを覚えています。

同時に、本当に廃車回送なんだな、と実感したものでした。





待つこと20分ほどが経過した13時45分頃。
いよいよ、159Fが横瀬にやってきました

まだ3月といえども寒い頃。
吹きさらしの中、時間の経つのが少し遅いようにも感じました。





側線に入線しました。

いよいよ、“終着”の場所へ到着です。





慣れ親しんだ、見慣れた電車でした。





構内では一時停止の後、秩父方の留置線へ。





バシャーーン と音がして。。。





再び構内へ。

進入方向を大きく変えて、車体をくねらせます。





ピット内3番線へ。
編成の途中まで進入して、159Fは停止しました。
いよいよ、159Fの最後の瞬間です。





いつも通り、D16のお迎え。

後からゆっくりゆっくりと。。。





どんどんと159Fの姿が遠くなっていきます。





ピット内で、しばし停車した後、
ピットを貫通して、逆側に行ってしまいました。


その姿を見れるのも、本当に本当に最後でした。





お疲れ様でした、159F。





ちなみに。。。


ピット内での作業で、


ピット進入前



ピット進入後



先頭部にある列車無線アンテナが取り外されていました。



本当に二度と走ることは無いのだな、
と、妙に納得してしまった瞬間でした。






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05/03/07
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